
ミクスチャーロックバンド「LÄ-PPISCH(レピッシュ)」のボーカル・MAGUMI(マグミ)によるおすすめCD紹介連載の第12回。MAGUMIがDJの際に持ち歩く「音楽玉手箱」(CDボックス)から、おすすめCDをピックアップして紹介する。
おすすめCD:ブラー「Parklife」(1994年/Food,SBK)
すでにイギリスでは人気のあったバンドですが、この3枚目のアルバムで不動の人気を得ました。
ちょうどこの頃、アビーロードスタジオでレピッシュのレコーディングをしていて、街中でこのアルバムがプレイされていたこともあり、思い出深い作品でもあります。ロンドンを歩いていると、公園を中心に街が出来ているのがよく分かり、このタイトルが本当にしっくりしました。
1曲1曲違うタイプの曲が繋がり、それでもどこを切ってもpopな作品になっています。特にシングルの「Girls & Boys」はrockファンもdanceのファンも魅了したと思います。
あともう1枚のシングル「Parklife」ではイギリス人の心に深く浸透したと思います。そしてこのアルバムでbritpopの金字塔的なものと賞賛され、90年代をオアシスと人気を2分しました。ビートルズからの正統な流れでもあると思います。
このバンドは人気に流されることもなく、次々と違ったタイプのアルバムを出していきます5枚目の「Blur」あたりからは、alternative rock色も強くなり、それ以降はアフリカの影響も徐々に深まっていきます。7枚目の「Think Tank」リリース以降は活動を緩め、2009年に再始動しました。
まぁ、この人たちも変態ですから、また面白いアルバムを期待したいですね。
■MAGUMI AND THE BREATHLESS OFFICIAL
■LÄ-PPISCH(レピッシュ)
1987年にシングル「パヤパヤ」でメジャーデビュー。同曲は、トヨタのCMに起用されヒットするなど、80年代のバンドブームをけん引したバンド。現メンバーは、MAGUMI (ボーカル・トランペット)、杉本恭一 (ギター・ボーカル)、tatsu (ベース)。MAGUMIは、レピッシュの活動に加え、自身のバンド「MAGUMI & THE BREATHLESS」でも活動を続けている。また、DJとしても都内のライブハウスやクラブで精力的に活動中。


