
ミクスチャーロックバンド「LÄ-PPISCH(レピッシュ)」のボーカル・MAGUMI(マグミ)によるおすすめCD紹介連載の第23回。MAGUMIがDJの際に持ち歩く「音楽玉手箱」(CDボックス)から、おすすめCDをピックアップして紹介する。
おすすめCD:ザビア・クガート「The Best Of Xavier Cugat」(2000年/Universal International)
子どもの頃から、懐かしくて不思議な感じのする曲がありまして、あれは何の曲なんだろうと思っていたところ、あるバンドがその曲を登場のSEに使っていまして、ライブが終わった後に、すぐタイトルを聞きに行き、「The breeze and I」(そよ風と私)というタイトルだということを知りました。
それから、YouTubeでそのタイトルを検索したところ、いくつかのバージョンが出てきまして、その中で一番気に入ったアーティストがザビア・クガートでした。何という40年がかりの曲に対する執念(笑)。
ザビア・クガートは、1900年1月1日生まれで、1990年に亡くなっています。まさしく20世紀を代表するアーティストですね。このアルバムは、latinで皆さまが聴いたことがあるような曲が「Tequila」(テキーラ)を始め、たくさん入っています。まさに、これからlatinを聴いてみたいという方の入門編に最適だと思います。録音も古さを感じさせることなく、今の時代でも違和感なく聴けます。ザビア・クガート自身、rumbaの王様とも言われていました。
彼はスペインで生まれ、キューバに渡り、ニューヨークで活躍し、最期はスペインで亡くなりました。いろいろな文化を体験してきた20世紀のlatinを体験してみるのも面白いと思います。
■MAGUMI AND THE BREATHLESS OFFICIAL
■LÄ-PPISCH(レピッシュ)
1987年にシングル「パヤパヤ」でメジャーデビュー。同曲は、トヨタのCMに起用されヒットするなど、80年代のバンドブームをけん引したバンド。現メンバーは、MAGUMI (ボーカル・トランペット)、杉本恭一 (ギター・ボーカル)、tatsu (ベース)。MAGUMIは、レピッシュの活動に加え、自身のバンド「MAGUMI & THE BREATHLESS」でも活動を続けている。また、DJとしても都内のライブハウスやクラブで精力的に活動中。


