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【MAGUMIの音楽玉手箱:第24回】ザ・クラッシュ「The Clash」(1977年/Sony Music)

ザ・クラッシュ「The Clash」

ミクスチャーロックバンド「LÄ-PPISCH(レピッシュ)」のボーカル・MAGUMI(マグミ)によるおすすめCD紹介連載の第24回。MAGUMIがDJの際に持ち歩く「音楽玉手箱」(CDボックス)から、おすすめCDをピックアップして紹介する。

おすすめCD:ザ・クラッシュ「The Clash」(1977年/Sony Music)

東京に上京する時の寝台列車で、友だちからウォークマンを借りて、その中に入っていたカセットテープがこのアルバムでした。まさしく擦り切れるほど聴いて、高校生の頃、夢中になった作品です。

クラッシュは、イギリスでのデビューは1977年でしたが、実際日本でデビューしたのは、2年後の79年だったと思います。まだ高校1年生だった私は、得体の知れないかっこよさに衝撃を受けたものでした。その当時は、なんでかっこいいか分かっていなかったのですが、何か新しい波がファッションとサウンドで到来した感じでした。

punkが何かよく分かってなくても、もう真似するしかないと、当然そんな服は売っていないので、自分たちでTシャツにペイントしたり、ファスナーを付けてみたり、安全ピンでデコレーションしたりしていました。写真を持って行って、無理に立てられる髪型にカットしてもらったものです。まぁだいぶ世の中から浮いていたと思いますけどね(笑)。

クラッシュは、punkバンドの中では珍しく、解散するまでサウンドが変化し続けていきました。reggaeなどをファーストから大胆に取り入れているなどからも、他のバンドとは違う個性を出していたと思います。私自身がほとんどリアルタイムだったため、それについていけず、「クラッシュは変わった」とか言っていた若き時代もありました。今となっては、本当に恥かしい話です。

またツアーでは、自分たちのフロントアクトに入れたバンドが次々とブレイクしていきました。そのため、新人のバンドは、フロントアクトになることを一番のステータスとして目指したらしいです。これは解散の頃まで続きました。

このアルバムは、当時イギリスでpunksが低所得者が多かったために、メンバーの利益を度外視して低価格で発売されたらしいです。すべてに熱のこもった始まりを、一度は聴いてみてください。

MAGUMI AND THE BREATHLESS OFFICIAL

■LÄ-PPISCH(レピッシュ)
1987年にシングル「パヤパヤ」でメジャーデビュー。同曲は、トヨタのCMに起用されヒットするなど、80年代のバンドブームをけん引したバンド。現メンバーは、MAGUMI (ボーカル・トランペット)、杉本恭一 (ギター・ボーカル)、tatsu (ベース)。MAGUMIは、レピッシュの活動に加え、自身のバンド「MAGUMI & THE BREATHLESS」でも活動を続けている。また、DJとしても都内のライブハウスやクラブで精力的に活動中。