
ミクスチャーロックバンド「LÄ-PPISCH(レピッシュ)」のボーカル・MAGUMI(マグミ)によるおすすめCD紹介連載の第33回。MAGUMIがDJの際に持ち歩く「音楽玉手箱」(CDボックス)から、おすすめCDをピックアップして紹介する。
おすすめCD:ドゥービー・ブラザーズ「Minute by Minute」(1978年/Warner Bros.)
このバンドは、まさしく音楽集団で、メンバーチェンジもすごければ、各メンバーがメインボーカルをとり、各ボーカルごとにヒット曲もある優れた人たちの集まりです。
私が持っているライブビデオは、ドラマーは2人、キーボードも2人、ギターも2人、それとベースというすごい編成でビーチでの映像でしたが、ヒット曲が次々と演奏され、まさに大御所の風格が漂うライブでした。
ドゥービー・ブラザーズの前期は、country色の強いrockバンド的で、今も昔のファンの人たちは、こちらの方が良かったと耳にすることもありますが、今回は、あえてマイケル・マクドナルドの加入でAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)色の強い作品を選びました。
このアルバムは、マイケル・ジャクソンの「Thriller」が出るまで、グラミー賞で3部門獲得の記録を持っていました。それだけ、その当時バカ売れしたということですね。多分、2曲目の「Whats a fool believes」は、皆さんも耳にしたことがあると思います。AORの代表曲の1つとも言えると思います。けっこう耳ざわりのいい名曲が並んでいるので、アルバムはあっという間に終わる感じなのですが、サウンドは意外とcountryの曲があったり、rock的なアプローチの曲があったりで、起伏に富んでいます。
■MAGUMI AND THE BREATHLESS OFFICIAL
■LÄ-PPISCH(レピッシュ)
1987年にシングル「パヤパヤ」でメジャーデビュー。同曲は、トヨタのCMに起用されヒットするなど、80年代のバンドブームをけん引したバンド。現メンバーは、MAGUMI (ボーカル・トランペット)、杉本恭一 (ギター・ボーカル)、tatsu (ベース)。MAGUMIは、レピッシュの活動に加え、自身のバンド「MAGUMI & THE BREATHLESS」でも活動を続けている。また、DJとしても都内のライブハウスやクラブで精力的に活動中。


