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【MAGUMIの音楽玉手箱:第41回】ハード・ファイ「Stars of CCTV」(2005年/Warner Music)

ハード・ファイ「Stars of CCTV」

ミクスチャーロックバンド「LÄ-PPISCH(レピッシュ)」のボーカル・MAGUMI(マグミ)によるおすすめCD紹介連載の第41回。MAGUMIがDJの際に持ち歩く「音楽玉手箱」(CDボックス)から、おすすめCDをピックアップして紹介する。

おすすめCD:ハード・ファイ「Stars of CCTV」(2005年/Warner Music)

この手のバンドがイギリスから出てくると、何かわくわくして嬉しくなっちゃいます。クラッシュから次から次へと変化しながら受け継がれた系譜でしょうか。声の響きもジョー・ストラマーに似ているかな。

ボーカル、ギターであるリチャード・アーチャーは、90年代後半にメジャーから数枚のシングルをリリースするものの、契約を打ち切られ、失意のまま地元のヒースロー近くの、パブもレコード屋もないようなゴーストタウンのステインズに戻ります。

そこで、現在のメンバー3人とハード・ファイを結成します。地元の工業用倉庫を借り、楽器と中古のコンピューターを持ち込んで、レコーディングしました。その中で、インディーズチャートでヒットを飛ばし、今回のアルバムでメジャーデビューを果たしました。基本は、rock、ska、dub、danceなどがざらざらとした質感の中でミックスされています。

意外と、歌やストリングスのメロディーがロマンティックな感じで、最初から入りやすいです。そんなサウンドの中、ギターががっつり弾いているのがrockバンドと決定づけしていますね。ジャケットとかもシンプルな黄色いバックに監視カメラだけというもので、歌詞なども政治的と捉えられがちなものも多く感じます。

本人たちは、政治的なバンドでないと否定していますが、周りの状況をそのまま書くと、政治に結びつくようなテーマに触れない訳にはいけないとも言っています。まぁそれでも、郊外に自分たちのスタジオを持って、レコーディングできる環境は、なかなか日本では難しいと思うので、うらやましいですね。

初来日のリキッドルームに見に行ったんですが、写真で見るより、みんな若かったですね。サウンドは、当然、大好きな音なので、満足して帰りました。久しぶりに新譜の3rdアルバムが出るらしいので、今から楽しみにしています。

MAGUMI AND THE BREATHLESS OFFICIAL

■LÄ-PPISCH(レピッシュ)
1987年にシングル「パヤパヤ」でメジャーデビュー。同曲は、トヨタのCMに起用されヒットするなど、80年代のバンドブームをけん引したバンド。現メンバーは、MAGUMI (ボーカル・トランペット)、杉本恭一 (ギター・ボーカル)、tatsu (ベース)。MAGUMIは、レピッシュの活動に加え、自身のバンド「MAGUMI & THE BREATHLESS」でも活動を続けている。また、DJとしても都内のライブハウスやクラブで精力的に活動中。